転職コラム | 関西で登録販売者の求人をお探しなら、ツナガリキャリア 登録販売者転職

お電話でも受付OK!072-879-5101 受付時間月-金:9:00〜20:00

簡単60秒で完了!

無料で登録する

閲覧履歴

あなたにあった企業を
ツナガリキャリアで見つけてください!

検討中

あなたにあった企業を
ツナガリキャリアで見つけてください!

検討中

あなたにあった企業を
ツナガリキャリアで見つけてください!

閲覧履歴

あなたにあった企業を
ツナガリキャリアで見つけてください!

登録販売者の外部研修(継続研修)とは?必要なの?受講により得られることも解説

登録販売者は一般用医薬品を販売するために必要な資格です。身体に対して薬理効果をもたらす商品を販売するわけですから、販売する側は知識のアップデートが不可欠です。外部研修(継続研修)はその一環を担い、知識やスキルの向上につながるものです。今回は、追加的研修にも触れつつ、登録販売者の外部研修(継続研修)について詳しくご説明します。

登録販売者の外部研修(継続研修)とは?必要なの?受講により得られることも解説

登録販売者が受講できる研修とは

・外部研修(継続研修)
・追加的研修

上記2つは登録販売者が受講可能な研修です。研修によって目的が異なりますので、それぞれ見ていきましょう。

登録販売者の外部研修(継続研修)の内容

外部研修(継続研修)の概要

登録販売者の外部研修(継続研修)とは、厚生労働省が2012年に公表した『登録販売者の資質向上のための外部研修に関するガイドライン』で実施が義務化されたものです。

【目的】
・登録販売者の資質向上と医薬品の適正使用の促進など

【項目】
・医薬品に共通する特性と基本的な知識
・人体の働きと医薬品
・主な一般用医薬品とその作用
・薬事に関する法規と制度
・一般用医薬品の適正使用と安全対策
・リスク区分等の変更があった医薬品
・店舗の管理及び区域の管理に関する事項
・その他登録販売者として求められる理念、倫理、関係法規等

【外部研修を受けない場合のペナルティー】
・現状示されていない

【外部研修を受けないリスク】
・管理者要件を満たせない
・最新の情報を含む医薬品の知識のアップデートができない


参照:厚生労働省 登録販売者に対する研修の実施要領について
https://www.mhlw.go.jp/content/001086833.pdf

外部研修(継続研修)の内容

【形式】
・対面形式による「集合研修」
・オンライン形式による「eラーニング」
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2023年11月現在、集合研修はeラーニングで代替可能となっています。

【受講頻度】
・毎年度12時間以上の受講が必須

【費用】
・研修機関により異なる
※研修受講後、認定テストに合格することで修了とみなされますが、修了条件は研修機関によって異なります。なお、登録販売業務に従事していない登録販売者資格保有者は、受講義務はありません。

追加的研修について

「追加的研修」とは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則の一部を改正する省令」が2023年4月1日に施行され、登録販売者の管理者要件の見直しに伴って、新しく追加された研修です。

主に、過去5年間のうち通算して、1年以上2年未満の従事期間で店舗管理者等となることを希望する登録販売者が対象となります。この対象者が、外部研修(継続研修)に加えて追加的研修を受講して管理者要件を満たすことにより、以下のような変更点が適応されます。

【登録販売者の管理者要件の見直しによる制度の変更点】
従来、「過去5年間のうち従事期間2年以上+従事時間1920時間以上」であった登録販売者の管理者要件について、2023年4月1日以降、「過去5年間のうち従事期間が1年以上2年未満+従事時間1920時間以上+継続的研修+追加的研修」が追加されました。つまり、従事期間が1年間短縮され、従来の継続的研修に追加して追加的研修を受講することで、実務期間が1年以上2年未満の登録販売者も管理者になることができるようになったのです。

見直しによる管理者要件を満たせば...
・研修中の名札を外すことができる
・店舗販売業者等から選任されれば管理者になることができる
・実務経験及び業務経験が2年未満でも研修中の登録販売者の管理及び指導を行うことができる
・上記の変更点は、店舗管理者のみならず区域管理者にも適応される


参照:厚生労働省 (別添)店舗販売業等の管理者となる登録販売者の要件の見直しに関する提言
https://www.mhlw.go.jp/content/001083233.pdf


登録販売者の「追加的研修」に関する詳細、2023年改正の管理者要件(1年に緩和)については、以下の関連記事をご確認ください。

2023年改正の登録販売者の管理者要件について/実務経験が2年から1年に短縮!追加的な研修とは?
https://www.tohan-tsunagari.com/column/a019/

登録販売者の外部研修(継続研修)で得られること

登録販売者業務に従事している以上、外部研修の受講は必須ですが、外部研修を受講するモチベーションアップのためにも、外部研修を受けるメリットについて考えてみたいと思います。

まず、外部研修を受講することにより、製品知識の向上、法規制とコンプライアンスの理解、最新かつ正確な情報の把握などが得られます。 特に、製品知識に関しては登録販売者の実務において重要です。製造販売元の方が講師の場合もあるため、情報は信頼できるものであり、該当製品をしっかり理解するのに十分な内容です。これをもし、個人で調べようと思えば大変な労力と時間がかかるでしょうし、情報の真偽も精査しなければなりません。

正確な製品知識や製品情報は登録販売者の販売力の向上にも役立ち、お客様の満足度を上げることにもつながるため、外部研修を受けることによって登録販売者としてレベルアップすることができるでしょう。

また、eラーニングでは何度でも繰り返し視聴することができますので、重要な箇所は見返したり、メモをとったりすることをおすすめします。

まとめ【登録販売者の外部研修(継続研修)とは?】

健康や美容に関するトレンドや定説は絶えず変化しており、登録販売者はその変化に対応しつつ、正確な情報を把握しておかなければなりません。そのため、継続的な自己学習や自身での情報把握が必要です。外部研修はその一環を担い、登録販売者としての向上につながるものです。

情報過多の世の中でも情報に惑わされず、根拠ある情報を理解しておくことはお客様にとっても重要ですので、外部研修を受講し、きちんとした知識を身につけましょう。

関西の登録販売者求人が多数!

求人を検索する